天命を待つ 未選択 2015年09月23日 「人事を尽くして天命を待つ。」これは私の座右の銘です。やることをやったら、後は腰を据えてどっかりと待つ。これは何事においても同じだろうと思います。しかし、いつでも準備が万端であるとは限りません。人事を尽くさぬうちから、チャンスが来ることもあります。しかも、その時には、それが好機だとも気が付かないものです。では、どうすれば気づかないうちにチャンスを逃してしまうことを回避できるのでしょうか。それは、平素から決断する力をつけておけば良いでしょう。多くの人は、大切な決断ほどゆっくりじっくり考えるものですが、良いチャンスほど待ってはくれないものです。重要な決断こそすぐにでもするべきだと思います。鋼鉄王と呼ばれ一代で財を築いたアンドリュー・カーネギーも、『必要な条件をすべて与えられながら、即座に決断を下すことのできない人は、いかなる決断も下すことはできない。』といっています。実際は、すべての条件が与えられることなどほとんどありません。だからこそ、それ相応の準備をし自分で条件を見つけるべきです。そして、決断をします。それには決断力が必要でしょう。日ごろから、短時間で決断する癖をつけましょう。たとえば、外食したときメニューを受け取ってから十秒で決める、などです。それがどんなことになっても後悔してはいけません。自分の決断は正しかったのだと自信を持ち続けていれば、そのうち、重要な決断もすぐにできるようになります。次回は、今回のキーワードとなっている「決断」について書きたいと思います PR