信用という財産 未選択 2015年09月30日 銀行でお金を借りるときなどに必要とされる『信用』。これは財産といっていいのかどうか、あいまいなものです。たとえば、合名会社をつくるとき、『信用』は金銭や労務と同じく出資することができます。この『信用』は、単に名前を貸すという事ではなく、会社の振り出す手形を引き受けたりすることを言います。銀行でお金を借りるときに必要な『信用』は、いままでの債務の情報などを指します。これらは、どちらもお金を手に入りますが、全く別の物ではないでしょうか。「借金は返しましょう」なんてバカみたいな話はしません。もちろん借り逃げはいけませんが。そうではなく、前者は自分から提供される信用なので、積極的にお金に結びつきます。一方、後者は信用情報機関という第三者から提供されるので、積極的にお金を産みません。つまり、自分から提供できる信用は、財産といえるかもしれません。しかし、第三者から提供される信用は、財産とはなりません。信用には、もちろん社会的な第三者からの評価もあるかもしれません。ですがそれは、自分の物です。自分の価値を客観的に見て、その価値を利用できるといいですね。 PR