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成功者に俺はなる!

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お金の物語③

お互いの持つものが、お互いに欲しいものでないと、取引は成立しません。 そこである人は考えました。 「みんなの欲しがるものと交換してもらえばいいんだ!」 みんなの欲しがるものとは何か考えると、きれいなものや、生きていくうえで必要なものが思いつきました。 具体的には、きれいな貝殻珍しい石またはなどです。 こういうものがお金の起源とされています。 しかし、塩や米はともかく、『きれい』や『珍しい』というのは主観的なものです。 こうした貝や石を仲介してとりひきをつづけていると、ある問題が発生しました。 「この貝殻はきれいかもしれないけど小さいから価値がない」とか「この石はここでは珍しいけど、あっちでは道端に転がってるよ」とか小競り合いが起こったり、悪ければ戦のきっかけにもなりかねませんでした。 そこで人々が注目したのが、金属です。 偶然にもそのころヒトは金属を精製する技術を得はじめたので、それが武器にも使われるようになったり、まさに金属(主に鉄)の量がクニの力とも考えられたのです。 もちろん鉄のみでなく、金や銀、銅も通貨として使われていきました。 むしろ、金や銀は腐食しにくい(金は腐食しない)ため好んで使われるようになりました。 こうして誕生したものが金貨銀貨銅貨鉄貨などなのです! {まだつづく…}
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