決断とは何か 未選択 2015年09月24日 日ごろからよく使われる『決断』という言葉ですが、それははたしてどういうことなのでしょうか。私はただ単に『決める』という言葉とは大きく異なるものではないかと思っています。『決断』を辞書で引いてみると「きっぱりと心を決めること(大辞林)」とかいていました。ちなみに、『きっぱり』を引いてみると、「調子強く明確に行うさま(大辞林)」のことのようです。つまり、辞書によると、「長子強く明確に心を決めること」のようです。しかし、私はいまいち納得できません。『決断』という字を見てみると、「決める」だけでなく、「断る」という字があります。何かを心に「決め」、何かを「断る」。すべてはギブ&テイクです。決めたことは、はっきりとして、断るものは断る。それこそが『決断』なのではないでしょうか。 PR
天命を待つ 未選択 2015年09月23日 「人事を尽くして天命を待つ。」これは私の座右の銘です。やることをやったら、後は腰を据えてどっかりと待つ。これは何事においても同じだろうと思います。しかし、いつでも準備が万端であるとは限りません。人事を尽くさぬうちから、チャンスが来ることもあります。しかも、その時には、それが好機だとも気が付かないものです。では、どうすれば気づかないうちにチャンスを逃してしまうことを回避できるのでしょうか。それは、平素から決断する力をつけておけば良いでしょう。多くの人は、大切な決断ほどゆっくりじっくり考えるものですが、良いチャンスほど待ってはくれないものです。重要な決断こそすぐにでもするべきだと思います。鋼鉄王と呼ばれ一代で財を築いたアンドリュー・カーネギーも、『必要な条件をすべて与えられながら、即座に決断を下すことのできない人は、いかなる決断も下すことはできない。』といっています。実際は、すべての条件が与えられることなどほとんどありません。だからこそ、それ相応の準備をし自分で条件を見つけるべきです。そして、決断をします。それには決断力が必要でしょう。日ごろから、短時間で決断する癖をつけましょう。たとえば、外食したときメニューを受け取ってから十秒で決める、などです。それがどんなことになっても後悔してはいけません。自分の決断は正しかったのだと自信を持ち続けていれば、そのうち、重要な決断もすぐにできるようになります。次回は、今回のキーワードとなっている「決断」について書きたいと思います
人々の持つ財産 未選択 2015年09月22日 今回は人の持つ財産についてお話をしようかと思います。財産=お金、と思っている人がいるかもしれませんが、財産とは字のごとく、「財を産むもの」のことを刺します。財を産むといっても、それは時代によって様々に変容してきました。資本主義の社会では、お金がお金を産みます。かつては、単純な力が財産だった時代もあります。しかしその時代からも今まで、変わらないものもあります。それは、知恵です。間違えてほしくないのは、知識ではなく知恵であることです。知識は学者なら持っています。しかし経済学者が必ずしも金持ちではありません。では、知恵とは何でしょうか。それは、事柄を客観的に見て的確に判断できる能力であると思います。そのためにはもちろん、ある程度は知識が必要です。しかし、知識を得て満足してしまわないで、それを利用できるようになってこそ知恵となるのです。ですが、知恵のみでは宝の持ち腐れです。知恵はそれを持つ体をも財産としてくれます。知恵を持ち、行動してこそ知恵という財産を生かすことができるのです。
消費と浪費と投資 未選択 2015年09月21日 今回は、浪費と消費のお話をしようと思います。こう聞くと、お金の話のように思えるかもしれませんが、今回の話は何もお金に限った話ではありません。もちろん、お金の無駄遣いはいけませんが、時間や人も無駄に使ってはいけません。特に時間というものは、いつまでもあるように思えますが、人間はいつか最後が来ます。お金より大切にするべきだと思います。私も、以前は時間が無限にあるように思っていましたが、以前、身内がなくなったときに、やっと気づきました。本題に戻りますと、よく言われるのは、「無駄に使うのが浪費、確実につかうのが消費」ということですよね。「だから、浪費せずに、確実に消費しよう」などという方もいるかもしれませんが、こんなの大爆笑ですね。浪費と消費しかない世界ならいざ知らず、ほかの選択肢もある中、「消費しよう」だなんて、消費税の欲しい政府のセリフならわかりますがね。では、浪費せず消費せず、貯蓄をしろという意味か!それも違います。以前のブログでも書きましたが、お金は何かの目的のために使うものです。これは時間や人なども同じだと思います。『人を目的のために使う』というと聞こえが悪いですが、気があったりするからとか、その人といると心地が良いから、といったことでもいいと思います。つまり、投資しろ、といいたいのです。金銭や財産だけでなく、時間も未来のために投資するべきです。素晴らしい人と会えるなら、親でも上司でも使えばいいのです。要は、つまらないTV番組をぼーっと見たり、自分の特にならない時間は浪費。好きではないのに付き合いでタバコを吸う相手だとか、自分が損する人と付き合うのは浪費。しっかりとお金、時間、人を投資すれば、理想の生活を送ることができるようになるでしょう。次回は人々の持つ財産の話をしていこうかと思います。
趣味を仕事に? 未選択 2015年09月20日 前回予告した通り、今回は「仕事を趣味にしてよいのか?」という話をしたいと思います。結論から言うと、趣味を仕事にするべきだと思います。私は以前、先輩に「趣味を仕事にしたい」という旨の相談をしました。先輩は「趣味は仕事にしちゃだめだよ」と答えました。しかし、なぜなのかは教えてくれませんでした。多くの人は、趣味を仕事にすると楽しみがなくなるだとか、つらいからこそ仕事だと思っていると思います。そうでなくとも、私の先輩のように「趣味を仕事にしてはいけない」と思っているかもしれません。私もそう思っていました(笑)。ですが、趣味を仕事とすれば毎日楽しみながらお金をもらうことができます。ここまでのはなしは、様々な自己啓発の本を読んでいる人は、耳に知ったことがあるであろう話です。どんな趣味でも仕事にしていいのでしょうか?それは違います。一生をかけても後悔しないことはもちろん、一生やっていても飽きないことであるべきです。つまり、昨日今日できた趣味ではなく、小さいころからずっとやっていて楽しいことであるべきです。毎日が忙しくて、小さなころを思い出す余裕がないかもしれません。しかし、何かしら子供のころから好きだったこと、やりたかったことがあると思います。そういうことを思い出し、仕事にできれば生活が大きく変わります。今の仕事で満足している人はそのままでいいとおもいます。しかし、嫌な仕事を無理にやるより、楽しい仕事のほうがいいでしょう。今回の話でもし嫌な気持ちになった方がいたら申し訳ありません。