「わかる」ということ 未選択 2015年10月11日 昔から『一を聞いて十を知る』なんて言われまして、 才能ある人というのは、ちょっと聞いただけで、 ほかのことも全部察してしまうものです。それならそれで問題がないのですが、問題があるのは中途半端に才能のある人です。彼らは、ときには察することもできますが、 察することのできない時があります。「わかったつもり」というのが怖いのです。「わかったつもり」のまま何かを行うとなると、 「できるつもり」のままで行動をおこして、 「できたつもり」の結果を出してしまいます。このようなことがないようにするには、上司としてのアプローチなら、単に進捗状況を頻繁に確認すればいいです。自分が中途半端に才能がある人ならば、上司がいるならば、上司に進捗を頻繁に報告すればいいです。上司のいない人はどうするか。それは、自分の初心に帰ってみる というのがいいと思います。初心は大切です。今の自分があるのは、初心の自分がいるからです。それだけを忘れなければ、「できたつもり」ではない結果が出せるでしょう。 PR
近江商人のこころえ 未選択 2015年10月10日 成功する最短の道は、過去の成功した先人の知恵を学び、 そして応用することです。いわゆる、『温故知新』です。というわけで、かつて日本各地で活躍した「近江商人」についてのお話をしたいと思います。江戸時代は「士農工商」といわれたように、商人は町人の中でも卑しいものとされていました。お金を儲けるのは悪いことと思われていたからです(※諸説あります)。確かに、江戸で火事がよく起きるのに目をつけて金儲けをした人もいたそうで、人の不幸によって儲けていたのですから、 そう考えるとあまりほめられたものではありません。しかし、そのような人ばかりではありませんでした。近江商人を語るうえで、語らずにいられないものがあります。それは、「三方よし」という考え方です。「三方よし」とは、「売り手よし」・「買い手よし」・「世間よし」のことで、自分の利益のみに走ることなく、 物を買う相手はもちろんのこと、 自分や相手の周りのことを考えて商売をするということです。本当に良いものを提供できれば、客はうれしいし、自分はもうかる、 利益が増えたら地元に還元する。こうしてつながっていくことで、信用も得られますし、さらに大きな利益にもつながります。ビジネス用語に「win-win」というものがありますが、 「三方よし」はそれを超えた、いうなれば「win-win-win」の関係です。 この理念は、現代にも通じます。 今、お金儲けをしたい人は、 何のためにお金儲けしたいですか? 自分のためでしょうか? 相手のためでしょうか? はたまた、周りのためでしょうか?
関心を持つ 未選択 2015年10月08日 私は常に「挑戦」が大切だと考えています。挑戦といっても、大きなことをするだけではありません。たとえば、昼食を外食を辞めて、健康的な弁当に代えるとかもある意味挑戦だと思います。しかし、その挑戦を妨げる大きな要素があります。それが、今回のテーマである『無関心』です。たとえば、先ほどの例でも、自分の健康に対して無関心であれば、外食を弁当に代えようとは思いません。もしかしたら、それが原因で病気になるかもしれません。つまり、無関心になると挑戦しなくなり、挑戦しなくなると、成功しません。逆にいえば、何事に対しても関心を持つことは、成功につながります。ただ関心を持つだけでいいのです。いろんなものに関心を持てば、そのうち挑戦したいと思う物にも出会えるでしょう。それに全力で挑戦すればいのです。今回は短いですがこの辺で。
計画というもの 未選択 2015年10月07日 子供のころ「宿題は計画的にやりなさい」などと、怒られたことがある人もいると思います。計画をたてることの大切さも教えられました。しかし、何かをするときにいちいち計画を立ててからやる人は少数でしょう。また、『PDCAサイクル』などといわれ、計画を立てることが推奨されています。そもそも、『PDCAサイクル』とは、Plan(計画),Do(準備),Check(評価),Act(改善)を繰り返すことを言います。これを繰り返すことで、業務の継続的な改善をし続けることができます。しかし、現状に満足していない人の中で、日常を破ることのできない人の多くは、Plan(計画)に慎重になりすぎて、先に進めないのではないかと私は思います。つまりこのサイクルの最初の段階で躓いているのです。そんな人には、『PDCAサイクル』ではなく、挑戦→改善→実行→判断→……のサイクルがちょうどいいかと思います。何にしろ、やってみないとどうなるかわかりません。とにかくやってみてからでないと、どう改善すればいいのかというのはわかりません。まずは挑戦しましょう。言い換えれば『挑戦あるのみ』です。挑戦なくして成功はあり得ません。とにかく、やってみてからほかのことを考えてみてもよいでしょう。失敗してもいいんです。 命とられるなら別ですが、 そんなことはあまりあるものではないでしょう?
不安をどうにかしたいなら 未選択 2015年10月06日 貴方は何に不安を感じますか?何か新しいことを始めたいけど、続けられるか不安。会社を辞めて独立したいけど、やっていけるか不安。このまま周りの人とうまくやっていけるか不安。今月のノルマを達成できるか不安。単位採れるか不安。なんとなく漠然と不安。社会で生活している限り、何かしらの不安はあると思います。ときには、それを何とかしたいと思うときもあります。そもそも、不安というのは、一種の自己防衛機能です。その感情自体は善でも悪でもありません。たとえば自然界において 何に対しても不安を感じることがなければ、 毒のあるかもしれない未知の木の実を食べてしまう恐れがあります。 そんなことが頻繁になれば、 動物として生きてられないと思いますですが、不安を作り出しているのは自分自身です。そのことに気が付かないとどうにもなりません。よく考えてみれば、目の前の未知の実に本当に毒があるかは誰もわからないのです。もしかしたら、とても美味しい実かもしれません。いうなれば「毒かも」というのは自分自身が作り出したものなのです。では、どうすればよいか?それは自己暗示です自己暗示というと何か胡散臭いですが、要は「根拠のない自信を持つ」ということです。まじめな話、現在の先進諸国ではどんなまちがえをしたところで、 すぐに命にかかわることは、あまりないでしょう。 多少の怪我を負ったとしても、すぐ治せます。そんな中で生きているのであるならば、不安を感じることはありません。根拠のない自信を持てば、 常に挑戦へ向かい続けることもできます。 そしていつかは成功することになるでしょう。